【感想メモ】 「月刊ガンダムエース2004年11月号No.26」 角川書店(B5平)

「THE ORIGIN」再開。シャア・セイラ編の開始ともなるわけですが、やはりこの雑誌は「THE ORIGIN」あってなんぼという感じがします。巻頭にこれがあるだけで随分違う。内容のほうはTV版の30・31話あたりの話をうけて、ジオン・ズム・ダイクン暗殺に始まる10年ほど前の事件を取り上げています。猫耳アルテイシアとか絵的な見所はいくつかありますが、謎に包まれた「サスロ・ザビ」でしょう。結果としては安彦漫画によくあるタイプのキャラクターという範囲に留まっているのが残念ですが、とうとう顔出ししたのが興味深い。シャアとセイラ…この時点ではキャスバルアルテイシア…の過去も気になるところですが、若き日のザビ家一党の描き方にも大いに注目です。