【感想メモ】 今野緒雪「マリア様がみてる 特別でないただの一日」 集英社(文庫/コバルト文庫/ISBN4-08-600484-4)

文化祭にむけてとその本番。第一巻が文化祭だったのでこれで一巡。十分にキャラクターが構築されているので面白くない事はないのですがどうにも内容が薄い。妹選びもここまで引っ張って、挙句にああいう引きはいささかあざとく感じます。前までは一応一巻の中で一つのエピソードが完結しており、密度も濃かったのですが…。もうここまできたら二人とも妹にすればいいのに、とか思ってしまうのは反則か。