トラブルであたふたして昼食もそこそこに調査をしていた時の事。 logやソースなどを追っかけているとものすごく気分が悪くなりました。「頭使いすぎたかなー」などと思っていましたが、神経を冷静にしてみるとその原因が匂いにあると判りました。その匂いの原因とは…私がどうしても食べられない食材を揚げたものをメインディッシュとする弁当を近くの人が食べていました。
嫌いでない人には分かり難いでしょうが、その食材を油で揚げた匂い、それもさらに冷めた時の匂いといったら私にとっては地獄の拷問の如きもの。嗅覚からダイレクトに脳を責めさいなまれているような気分になりダメージ大。というかクリティカルヒット。
いつもならこういう状況になったら席を外して…というか逃げるところなのですが、何しろトラブルの調査中なのでそういうわけにもいかず、そのままだと間違いなく「吐く」ことになるのでどうしようかと悩んだ挙句、持っていたタオルで口を押さえ…ると片手使えないので山賊か掃除するときの人のようにタオルで顔の下半分を巻きつけガードすることにしました。
幸いにもフィルターの効果があったのか、匂いは十分にガードされて仕事に支障はなくなり、調査が進んだのであります。
とまあここまではいいのですが、その姿でしばらくいたら、とM山さんから「あからさまに怪しいからマスクでも買って来い(意訳)」とツッコミが入りました。自分で考えてもヘンな姿でありますから他人が見たらさらに「あやしい」に違いないのは間違いないので「やっぱり…」と思いました。その時点では匂いに対抗するのは無理そうでしたが、さりとてその姿を押し通すほどの勇気も体力も残ってなかったので素直にタオルを外しました。匂いは既に過ぎ去っていた…残滓はありましたが我慢できないほどではない状態ということで、なんとかそのまま仕事を続けることが出来ました。
しかしやっぱり怪しいよなあ…今後もこういうことは大いに起こり得ることだし、塗装用のカラス天狗みたいなマスクでも調達しておくかなあ。これならまだマシかも<十分怪しい