スイス・アーミーナイフ2社合併…テロで売上激減し

ナイフといえばゾーリンゲン…はドイツか。「ブランド」と思っていたのですが、実はドイツの都市の名だと知って愕然としたのはいつの日だったか。それでもいつかはゾーリンゲンのナイフか刃物を所有したいというのは少年の頃からの夢で未だに果たせていないながらもいつか果たしたい夢の一つです。
それはそれとして、ビクトリノックスのアーミーナイフに憧れを抱いたのは今よりずっと若い中学生か高校生の頃だったと思います。ブランドを意識し始めたのは高校生以降。つらい世間に出て、初めての賞与をもらった日、ショップに駆け込んでスイスチャンプを買ったのはもう何年前になるか。それは今でも愛用しています。後に親戚より同型色違いのスイスチャンプBKを入手して、さらにキーホルダーとしてクラシックのBLを利用しているくらいに今でも好きなアーミーナイフですが、まさかビクトリノックスウェンガーが合併(実質的にはウェンガーが吸収される?)するとは。「2001-09」の影響がここまであるとは予想外でした。実際、飛行機に乗り込む際、昔は手荷物で持っても何もいわれなかったのに、今は厳重にチェックされて面倒になってますから、敢えて持つ必然性は薄れているのも又事実。なんか寂しいですが、合併して面白いものがでてくるといいなあ、と思います。
しかし「ウェンガーは従業員150人の小さな企業」だったんですなあ。もっと大企業だと思ってました。日本に平凡社という出版社があり「東洋文庫」を含めて中東を含むアジア全域に関する書籍を出していて、出会いは親がお年玉(クリスマスだったか?)として買ってくれた前嶋信二先生の「原典版アラビアンナイト」でしたが、それ以来「ちょっと変わった」ものをお世話になる機会があったのですが、一時期そこのリストラの話題がでたときに、そこの正社員が90人というのを知った時と同じかあるいはそれ以上の衝撃をうけました。 150人かそこらで日本市場、それも田舎のショップでもみかけるだけの道具を出してたんですなあ… 感心しつつ、アーミーナイフを悪用するバカが出ないことと、より「面白い」グッズを出してくれることを素直に祈るのみです。