ベルガリアード物語

数ヶ月前から「新装版」がでて一通り出たと思ったのでまとめ買いしました。実は最終巻は来月発売だったのですが、まあそれはそれとして、現在とりあえず1巻「予言の守護者(PAWN OF PROPHECY)」を読了し、 2巻の「蛇神の女王(QUEEN OF SORCERY)」の途中です。…読みやすくて面白いです。悪い言い方をすれば「よくありがちなファンタジーもの」ですが、ファンタジー的には「けれん味のない」設定の中で、それぞれのキャラクターにはそれぞれ個性があり、掛け合いなども楽しいのですいすいと読めます。
この本が最初に翻訳された頃はSF(スペースオペラ含む)に偏っていて、「ファンタジー?なにそれ」という時代でして、それでもいくつかは読んでいたはずですが、「妙に読みにくい」という記憶しかなく縁遠くなっていました。恐らくは「指輪物語」を中学生(小学生だったかな?)の頃に読んで、その難解さに放り出したのがトラウマになっていて、それが「ファンタジー=リダービリティ低」という固定概念になっていたせいもあるのでしょう。
ともあれ、読みやすく楽しい作品に出会ったのでのんびり続きを読んでいきたいと思います。