「オタク検定試験」8月実施へ

なんだかここまでくると、「オタクの端くれ」と自称するのがだんだんバカバカしくなってきました。これは出生率低下に歯止めをかけるために人生負け組の不良中年を「現実」とやらに戻そうとする政府の陰謀かなんかですか?
「今やオタクは日本が世界に誇る文化。新世紀は『オタクの時代』と言っても過言ではない」とかいってますが、オタク自体は文化でもなんでもないですよ。オタクやってる人が「文化」を生み出す事があっても、それがその人がすごいだけで、オタク全体がすごいわけじゃない。そもそも「正しく美しいオタク知識」というのは誰がどういう根拠で「正しく美しい」と定めたのか。本文にもあるように「オタクには鉄道、プロレスなど多数のジャンルがある」わけで、それぞれが好きな事を好きなように、ただし他人の迷惑にならないように愉しむのがオタクの「本道」だと思うのです。オタクの中で「エリート」なんかつくってどうしようというのか。もしかしたら物凄く真面目な話なのかもしれませんが、どうにもヒネた見方しかできないせいで、なんだかものすごくいかがわしい感じがする。