義経

昨日観ていたのですが忘れていたのでメモ。
源平最後の決戦となる「壇ノ浦」。船とセットと模型とCG使って割りと大規模な海戦をやっていました。栄華を誇った平家一門の最後…厳密には棟梁は生き残ってたりしますが…を飾るエピソードとしてはいささか「駆け足」な感じが否めず。二話くらいつかってじっくり描いても良かったような気がします。金粉使っての知盛対義経というのは派手は派手ですが、義経自身があまり格好よく見えなかったのも問題かもしれません。阿部寛演ずる中納言知盛の演技に気合が入りすぎて、金粉以上にそちらでかすんだというのもありますが。実際、阿部寛のほうがタッキーより強そうだし。まあどっちにしてもこの回は、知盛=阿部寛の回ということで。
義経と景時の確執も描かれましたが、正論をいってるそばから妹みつけて取り乱すなど、なにかちぐはぐ。「水夫を撃つ」という「掟破り」も含めて義経が小物に見えるし…やはりこの作品、平家あるいは鎌倉方を中心にしたほうが全体として話が面白かったような気がします。
義経」三大萌えキャラの一角、宗盛タンは予定通りに「無様に」生き残ってくれましたが、あと数話の命。斬首されたらますます愉しみがなくなるなあ、この作品。