サイクリング(続き)

そして更に進み、普通ならただ下るだけで走りなれたルートに戻れるのですが、ここで意を決してこれまでチャレンジしてない道を曲がってみます。そのルートは法面崩落とかで結構通れないという噂でしたが、途中「サイクリング道」というのを見つけたのでそこを進みます。山の清流、というか川に沿ってひたすら走るルートで少々寒いのですが緑と水に囲まれたルートは心地よい…と思ったのは最初に200m程。自転車が走るには十分な舗装と幅だと思っていたのですが、アスファルトがいきなりコンクリートになったのはまあご愛嬌として、舗装が崩壊してたり、元々舗装された形跡が無かったり、側溝からあふれ出た水で川の様になっていたり、私の「銀の稲妻」号は一応MTBですからまあいいのですが、サスがあるのがフロントだけなので腰が痛くなりました。いわゆる「ママチャリ」やスポーツタイプでもスリックタイヤ履いてたりしたらとても走れなかったろうな、と。と言うか一体何年手を入れてないのだ、この道は。しかし良く考えると「県道」ですら「法面崩落」で走れないルートがあるくらいなので、不要不急(と思われる)サイクリング道の優先度は因果地平の彼方なのでしょう。とりあえず、この道はほぼずーっと下りだったので良いですが、逆だったら洒落になってないです。昨日攻めてたらえらい事になっていた。これもきっと天の配剤。良かったと思うことにする。
そして普通に道に出て、昨日走ったルートに出ました。後から地図を確認したらサイクリング道でなく、普通の道を行けば、別のチャレンジが可能であったのですが、これはまた次の楽しみに取っておくとして、前述の通り、多少は荒れてましたが、ダートと思えば割りと楽しいし、そもそも「緑と水に囲まれた」というのが心身共に良かったと思います。
その後は普通の道に…と言いながらちょっと横に逸れたりしましたが、基本的に普通の道を選び、郊外から市街中心部に移動し、ちょっと雑誌等を見てから帰途に。実際の所、国道に戻った辺りから脚と腰の筋肉に「乳酸満載!」と言う感じで疲労が溜まっていて、結構限界を感じていまして、いつもの通勤ルートに戻ったあたりからがかなり一番滅茶苦茶きつかったです。もう若くないよね…と再認識。嫁が来ない訳だ、というのはまた別の話。
ちょっと買い物等してどうにか無事に帰宅。あーつかれた。