本日の定点観測+α

ゴーオンジャー

古代の炎神が列車でそいつらを仲間にする話。主人公だから仕方ないが赤い人の突っ走りだけで解決するのは少し興ざめ。もう一ひねりほしかった。昨年もそうだが味方側の描写がいい加減なのは仕様なのか?

仮面ライダーキバ

753がイクサかっぱらわれたとこから始まりブラッディローズの謎が「祈り」だと分かった話。先代クイーンが生きていたのは意外でファンガイアとは力が主体で意思は添え物と言う事なのか?キバの新形態だの明らかに新武器になる剣とか出てきたが、とりあえずバイオリン弾くライダーと言うのはシュールな絵だったと思う。

機動戦士ガンダム00

2ndシーズン第1話。1stシーズンはガンダムっぽさが薄かったが、 2ndシーズンの一話はZ以降のガンダムっぽさがあふれていたように感じた。特にMS同士のやり取りが良い。「コードギアス」ではメカ戦がいまいちだったので。あと、半壊したエクシアが良い感じだ。いかにも「ティターンズ」な「アロウズ」、強化人間にでもされたのか不安定なルイス、随分丸くなったソーマ・ピーリス、初登場で父に隔意がありそうな荒熊息子、前シリーズを知らないとさっぱり分からない部分も多いが、それを観ていれば続きものとして悪くない出だしだと思う。前シリーズ後半の勢いをそのままに盛り上がってくれるとうれしい。

柳生一族の陰謀

作監督の同名映画をリメイクしたドラマ版。基本的な筋は映画版に沿っているが出雲阿国の扱いが大きく変っている他、いくつかの変更がある。柳生十兵衛上川隆也千葉真一に比べると若く、優男風であるが殺陣も含めて悪くない。落ち着いた感じがする。柳生但馬守松方弘樹は流石に時代劇なれしているが、映画版では家光だった印象があり少し微妙。微妙といえば「夢じゃ夢じゃ夢じゃ夢でござる」の場面が昨今のバラエティのような演出になってしまっており、重厚さや但馬守の衝撃を伝えられてないのは問題であると思う。時代劇を出来る役者の減少をひしひしと感じるドラマ版であったが、最近は大河ドラマですらまともに時代劇できない時代なので、民放にしては良くやっている方だと思う。地味だがしっかりしたドラマを積み重ねればスタッフも役者も育つと思うので、今後もまともな時代劇を作って欲しいと思った。