一日あけて

夕食前後にそれぞれ90分程。
スターゲイトSG-1」2ndシーズン第8〜11話。
8話はティルクの家族が登場し、妻は別の男の妻とまり、息子は敵に洗脳される、と言う絶望的な話。だが、少しご都合主義と言うか、折角のゲストをもう少し上手く使う手があったような気がする。ただいつもは無表情なティルクが感情を出す演技が良かったと思う。
9話はダニエルの家族の話。家族と言っても妻の話だが、ゴアウルドの支配から逃れたのは良いが敵の子供を身篭っており、子供が生まれるとまたも支配されるという絶望的は状況。一見冷たく見えるティルクの言動だが、8話と続けてみると興味深い。支配が回復した後のシャーレの行動も中々興味深い。あと、出てきていきなり病気が発覚したカーター父。後のエピソードでも再登場するらしいが、どこも親子の相克というドラマが好きなのだろうか。
別の星で虫に刺されたティルクに異変が起こる10話。街を彷徨う大男と出会うが少女と言うのはお約束なのか。と言うか、どう観てもローティーンの少女が「逃亡者」なんか知ってるのか?と言ういくつかの疑問がありつつも、あからさまに悪人顔のメイボーン大佐がとても分かりやすい悪役っぷりを発揮しているので方向性がはっきりはしていたと思う。そういった意味で軍や政府が必ずしも一枚岩の正義の味方ではない、という描写があるのは90年代のアメリカ、という事なのだろう。
以前、トクラと言われるゴアウルドの一派に寄生され、その記憶を受け継いだカーター大尉が仲間と共にそのトクラのところに赴く11話。なんだかんだで地球人の知識はとても少なくて、トクラを信用できないのはわかる。ただもっと進んでいる(と自己主張する)トクラの側も信用しないと言うのは器が小さいというか、有る意味人間と言うのは年輪重ねても大きな差が出ないと言う事なのだろうか。カーター父の病気がここで進行し、物語とシンクロしているので緊迫感がある。ただ最後の最後で「TO BE CONTINUED」なのは参った。もう一本分やるのはさすがに無理。明日をお楽しみに、ということか。
そんなこんなで夕食前後に90分ずつやった。今はこれが精一杯らしい。これに自転車と筋トレを組み合わせればもう少しマシになるかな…