引越し

私ではなく同期のH氏の話。
職場でも富豪で有名なH氏は先日家を購入した。大安吉日の昨日めでたく引っ越したそうである。このご時世どこにそんな金があるのか考えるだけで憂鬱な気分になるが、それはそれとして、私のような独身であるが故「だけ」の理由の「貴族」とは違い、真実の「貴族」とは彼の人のような事であろう。全く羨ましい事である。
残念な事に新居には「独身は呼ばない」との事で、私は一生訪れる機会はなさそうである。取り敢えず引越しそば寄越せとは要求してみたものの、軽くスルーされるに違いない。本当の貴族は厳しいのである。