塩野干支郎次「ブロッケンブラッドIV」 少年画報社(B6/YKコミックス)

ドイツ系三世の守流津健一は普通の高校生。でも彼は魔法少女だったのです、と言う頭のおかしい(褒め言葉)漫画も早4巻。女装男子が増えて、それで妙な三角関係(成立してない)になったり、スピリチアル戦隊…うち二人は美神さんと横島くんだったのにさっき気付いた…が出たり、魔法のポケベル(元)少女が出たり、特定の方向に腐ってる眼鏡女子が出たり、ますます頭のおかしい(褒め言葉)人達が増えて、妙な方向の笑いが増えてきた。正直この漫画始まった時は「面白い一発芸だな」と思ったものだが、第4シリーズまで単行本化され、近々第5シリーズが始まると言うのだから世の中分からない。ちょっと絵が荒れた話もあるのが気がかりだが、ここまで来たら徹底して頭のおかしい(褒め言葉)道を極めて欲しいように思う。