来年の手帳

書店に行くと来年の手帳コーナーが出来ている。9月頃から発売が始まり、そろそろ売れる時期なのであろう。季節の風物詩である。
こういう景気なので年末に回ってくる(かもしれない)手帳を期待するのは些か危険な香りがするので、毎年使っているものと同じものを購う事とした。
多少の変更はあるものの、マイナーチェンジとも言えない微細な修正なので変わり映えはしないが、その分安心あるいは安定感がある。要するに「小遣帳」みたいなものなので、気を衒う必要は無い。これはこれで良し。
それにしても価値観の問題かもしれないが、手帳と言うものは高い。前述のように、そうそうデザインや使い勝手に変化がある訳でもないのに高い。素材もそう突飛なものではなさそうなのに、どこにコストが掛かっているのか。季節商品なので売れる時に売れるだけ、と言う事なのかもしれないが、毎年手帳を買う度不思議に思う。
ともあれ来年一年のお仲間になるので大事に使ってあげたい所だ。と言うか来年になるまでなくさないようにしないとな。これが一番大事かもしれん。