自炊、始めました

ついに禁断の「自炊」を始めた。
まずは機材を取り揃えたので後には引けない。

「自炊」の定番とも言える「ScanSnap S1500」とフラットベッドスキャナの「GT-S630」。基本は前者で捌き、対応できないものはフラットベッドで救うつもり。
そして最初の「犠牲者」と言うべきか、栄えある最初と言うべきか悩む所だが、たまたまダブって持っていた「マリア様がみてる」を使うこととする。
カバーを外し、表紙を引きはがし、のり付け部分を切り取る。一番の懸念点は「罪悪感」であった。一応「本好き」を標榜しているので、「本を切り刻めるのか」と言う事が気になって仕方なかったけれど、本自体がダブっていたせいもあるのだろうが、予想していたよりは平静な気持で作業が出来た。次は表紙の引きはがしだが、これまた思ったよりは簡単に。電子レンジやアイロンでのりを溶かすと言う人もいるらしいが、余程しつこくない限りはそこまでしないでもよさそう。そしてのり付け部分の切り離しは、取り敢えず大き目のカッターで実行。これまた思ったよりは簡単であった。
解体作業は当面今のままで進める予定だが、効率化のためには専用の切断機の導入も一つの手ではないかと思う。安価で小型のディスクカッターを調べてみよう。
解体が完了したのでいよいよデータの読み込み。「ScanSnap S1500」を使うが一回ジャムった以外は恐ろしく順調に進んで却って驚いた。特に細かい設定は必要なく、OCR認識までしてやればPCでも普通に読めるレベルのPDFに仕上がった。
思っていたよりは読みやすいので、一度以上読んだ本ならこれでデータ化しておいた方が、却って便利かもしれないと思った。取り敢えず文庫はうまく行った…と言う事にしておく…ので、次はマンガを試してみたい。見開きやカラーなど色々あるので徐々に馴らしてデータの整理とそもそも主目的である部屋の整理に役立てたいと思う。
作業時間で言えば、取り込み自体は一時間程度で完了。サイズとかをちゃんと決めてしまえばもう少しは効率化出来そうではある。一日10冊とか出来ればいいが流石にそれは高望過ぎるだろうな…