宮崎(ほぼ)縦断ツアー二日目(5)…そして延岡へ

延岡まで20km余。まあ一時間程度。なんとかなるか。平坦だし…と思ったがここまで80kmを越えた走行と昨日の70km以上の走行は予想以上に足腰に来ていた。それでも進まなければどうしようもない、と言う事で最早「後少し後少し」と呪文のように唱えながら日向灘を横目に只管ペダルを漕ぐのであった。途中変なスリップしてコケかけたり、色々あったが何とかかんとか無事に延岡駅に到着した。時に午後四時少し前。
前輪を外して輪行袋に自転車を納めようとしていると、妙に気合の入った格好のおじさんたちが近寄って来た。曰く「ツール・ド・国東に出た」とのこと。良く見ると輪行袋に入った自転車がいくつも置かれていた。一寸自転車談義をしたりする。今の私ではツール・ド・国東は無理なので何時か未来の目標である。
それはそれとして、「白の稲妻」号のタイヤを見ると、後輪がえらい勢いで削れていた。前述の「コケかけた」時にやられたのだと思うが、まさかこんな事になっているとは。チューブまで行きかけてるとか、良くここまでもったな、と思った。帰ったらタイヤ交換しなければ。でも途中でバーストとかせずによかった。有難い。