田辺、そして宿へ

紀三井寺からは最寄りの紀三井寺駅から電車で田辺市へ。田辺市から本日の宿となる十津川温泉はバスにて移動となるが、時間があるので「闘鶏神社」に参拝。

熊野の別宮的な存在との事で、今回の熊野三山参りには是非参っておきたかった所である。また、熊野本宮大社が明治に川の増水で流失する以前の社殿の形を再現しているから、と言う理由もある。
時間が来たのでバスに乗る。まずは熊野本宮へ、と言うバスだが所用時間二時間と言うのに普通の路線バスなのに驚く。延々と山の中を走り、気がつくと終点では乗客は私一人であった。そこから十津川行きバスに乗り換え。更に山の中へ進み、だんだんと暗くなるので不安になる。その途中で雨が降り、そして止んで虹が出た。
昨日に続いての虹。しかも二重。何を表しているのか、とか考えていたら終点。そこからは宿からの迎えを受けて漸く到着。上り口や縁側を別にして十畳の一人部屋とかどんだけ贅沢なんだか。食事の後、温泉につかって、大量に置いてあった西村京太郎の十津川警部シリーズを何冊か読んで寝る。いや今日も疲れた。