デス種

中間管理職の悲哀が漂い始めたアスラン。ただの伝書鳩か思いつきでしか話さない能天気な副長。「予防線張られた?」で「上官狙い」を周りに明かしていることがはっきりしたルナマリア。そしてとことんまでバカ丸出しな主人公…。なんなんでしょう、この人間描写は?アーマーシュナイダー(?)でコクピット毎貫かれるパイロットや逃げ遅れて拘束された上に銃殺される連合兵など、前作から引き続いて残虐画像には力はいってます。「戦争は悪いことだよ!」というメッセージ性を持たせたいのかなんかしりませんが、描写というか演出の力がないからああいうシーンに頼っているようにしかみえません。「あるからいけない」、というのではなく、「無意味/不自然に多い」のに首をかしげております。作戦や周辺状況の描きこみというか作りこみも例によっててきとーな感じでインパルスの合体機構を利用するために作られたシチュエーションであるのがあからさま。 AA御一行さまが出張ってる時よりはよっぽどマシですし、インパルスの特性を活かした(あるいは活かそうとしている)演出は悪くないとは思うのですが…
次回は極悪ピンクザクヲとTMRオレンジグフ。次回予告の「燃え上がれザク!」というフレーズに「燃え上がっていいんかい!」とツッコミいれるより先に「燃え」を「萌え」と脳内変換していた私の頭には何か問題があるのでしょうか?