午後

昼食後、「紅い稲妻」号にて出撃。市内郊外をうろうろと(実動)三時間ほどサイクリングです。例によって例の如く知らない道を何も考えずに進んで道に迷いそうになったりしましたが私は元気です。仮にも県庁所在地の市内で何度か遭難しそうになった経験を持つ私ですが、さすがに中年になると慎重さが身に付いたのか、ここ数年悲惨な目にあう頻度は減っています。 …まあ身体能力が遭難するほどのエリアに到達できるレベルにないようになったというだけという説も根強いわけですが。
それはそれとして、今日も目的は地元がかつての旧国名で呼ばれていた頃の「一宮」の神社…実は「一宮」というのが二つあるらしく、無学な私にはどちらがどちらかよくわからなかったりしますが、今回は市内南部域にある方です…には市内では有名な藤棚があって、連休ともなれば「ふじまつり」というのがあります。しかし、実際にはその「ふじまつり」の頃には盛りを過ぎている事が多く、大抵は「あと一週間前だったらなあ」と思うことがしばしばですから連休突入前の最後の日曜である今日行ってみたわけです。「羹に懲りて膾を吹く」という言葉がありますが、今回は私の動きが(らしくもなく)早すぎて、盛りどころかまだせいぜいが三〜四分咲といったところでした。逆にいえば、次の週末あたりだといい感じになっていそうなのでまた行ってみることにしたいと思います。なんだかんだいいつつも、せっかくいったので神社に参拝して気持ちが少しさっぱりしたような。神社仏閣は人をおちつかせる力がありますね。そういえば、染井吉野の盛りは遥かに過ぎましたが、山桜はまだ楽しめるところもありそうです。いよいよ「黒い烈風」号を引き出して走る時期といえます。
その後、郊外の大型複合店舗をうろうろしてから帰途につき、いきつけの散髪屋さんで散髪してから撤収。どうでもいいですが、その散髪屋さんの隣が「からあげ」屋さんで、散髪してるとつい眠ってしまう私は散髪終了の際は「寝起き」になるわけですが、その状態であの独特の匂いだとかなり厳しいです。なんとかなりませんかねえ。