ある試験

昨年…もしかしたら一昨年からかもしれませんが、ある資格試験を受けさせてその資格の保持者を増やそう、という試みが行われています。「試み」とかいってますが、実際には「今年は○○人!」というノルマがあるらしく、昨年まではのどかなものでしたが今年になって「成績」がいまいちなようで、職場のボス以下、上層部は死者を棺桶から引き摺りだして鞭打つ再受験を促したり、新たな生贄受験者を選定したりとやや動きが慌しい今日この頃。
昨年間違って合格してしまった私は、前にも何度書いてますが合格しても何もいいことがありません。ヘンなプレッシャーかけられてストレス溜めるよりはいいという説もありますが、またバタバタしてくると、自腹購入した参考書や問題集を強奪されるとかどんどん状況悪くなっています。何故?
それはそれとしてその試験、修羅場くぐってる人ほど現実が見えすぎて苦戦するという説があります。かのブルース・リーは「考えるな。感じるんだ」と言ったそうですが、この試験に関しては「過去の事は忘れろ。教本の事のみろ考えろ」というのが大雑把ですが「正道」と言えます。要するに「どうだったか」ではなく「どうあるべきか」をベースに選択肢を見ると四択が悪くても二択になります。あとは「運」というか「勉強の結果」。あと、ある程度は勉強して「用語」を理解しているのが前提となりますが、英語に堪能なのは大変強力な武器になります。もっといえばリスニングやトークが出来なくても英文が普通に読むことができれば十分。本来私も昨年、この試験のためだけではないですが、英文をすらすらと読みたいと思ってほんの少しですが勉強したものです…全然間に合わないし、全然身についてないですが。これから受ける人は少し英文読解のおさらいをしとくと、少し役に立つかもしれません。そんなことしなくても英語得意な人はその分を問題集とか参考書に目を通す時間を増やせば言いと思います。
あと、非常に気力と体力を消費する試験です。試験会場が限定されるのでどうしても一泊はせざるを得ませんが、出来れば前泊して体調を整え、翌日午後試験を受けて、もう一泊する、という余裕の有るスケジュールにすると、プレッシャーを少し回避できるかと思います。私は朝一便で出て昼頃会場についてヘロヘロで受験したので、終わった頃にはボロボロでした。受かった勢いで友人と徹夜でカラオケしまくってましたが、落ちてたらそれどころじゃなくて撃沈してたでしょう。ということでとにかく体調は万全に。