小春日和のサイクリング

今日はとても暖かく、「小春日和」の見本のような日でした。そういう状況ではサイクリングしかない、と言う事で出掛けます。
何処に行こうか、といくつか候補を選定していたのですが、自転車乗ったら勢いのままに、と言うのがどうやら私のスタイルらしくて、取り敢えずはただ何となく。
何となく、とは言いつつ辿り着いたのは日本橋



日本橋と言えば江戸からの旅の始まりです。まあ悪くないと言う事で改めてここからスタートです。さてどこに行こうかなあ…と思っていたら目の前には皇居。

個人的な「東京でしか行けない場所」のリストに入っているポイントの一つ。こうなったの何かの縁。行かずばなるまい、と言う事で大手門をくぐる事にしました。
最初は路上駐輪と思ったのですが、どうにも不安で折りたたんで持ち込み。「自転車進入禁止」とありますが、「持ち込み」は問題ないようです。少なくともお巡りさんには何も言われませんでした。そういえば「お巡りさん」とは言え、少し制服が違うような。所謂「皇宮警察」の人はちょっと違うのか?
それはそれとして皇居。近く迄来た事は何度か有りますが、入るのは初めて。ちょっとびくびくしながら見て回ります。流石に都心でも有数の緑を誇る皇居。広くて結構歩きでがあります。静かだし綺麗だしのんびりするには悪くないです。結構異国の人達も居たりして、聞きなれない言葉が飛び交っているのも面白い。
 それにしても「蒼の稲妻」号は重い。多分12kg位でしょうが、それを持って小一時間歩くのはかなりきつい。「折りたたみ」は「携帯」の同義ではない事がよく分かりました。身体鍛えなくっちゃ…
一通り観て回って、今度は身軽に徒歩で回ろう、と思いつつ門をくぐって、「蒼の稲妻」号を走行モードに変形させてたら妙な視線を感じました。ふと顔を上げると皇居に入ろうとしていた人々が私…と言うか「蒼の稲妻」号…に注目していました。ええと、そんなに折りたたみ自転車珍しいですか?果てはどうやら写真撮影してた人とか居たのですが…何だか物凄く恥ずかしい。視線を振り切るように走り出します。
その後、皇居を一周。割と坂とかあったりするし、距離もあるしと軽いサイクリングには良いコース。しかし寧ろ自分の足で走ってる人が多い。良く走れるなあ。すごいや。
更にその後、ふらふと走り回って、帰途の途中で「ららぽーと」とやらに行ってみたり。無駄に広くて何処に何があるのかさっぱり…その上人も多いし。矢張り行くなら午前中だな、この手の施設は。
そんなこんなで40kmは行ってないと思いますが30kmは多分超えてるくらい。丁度良いと言えば丁度良い。この調子でしばらくのんびりふらふらしたいものです。