本日の定点観測

ゲキレンジャー

ついに明かされる秘密!という事でラストスパートに入っております。敵の内部分裂やリオとメレの裏切りならぬ表返りは予想の範囲内ですが、この期に及んで「カクシターズ」が主役から滑り落ち。あの展開だとどう見ても主人公はリオ、そしてヒロインはメレ。いくらなんでもこれはなあ…

仮面ライダー電王

最終回。文字通り「未来を賭けた」最後の戦い。圧倒的な敵を前にして戦う、良太郎・モモタロス。そして息子とおかんことゼロノスチーム。勝敗が遂に決したと思われとき… という事で本当に「最初から最後までクライマックス」でした。
戦線離脱のウラ・キンの復活。「オーナーもいなかったから」と連れてきたナオミの大殊勲。そして「たまたまいたから」連れてこられたジーク。盛り上がりまくる総力戦。「てんこもり」とウィングフォームを除く全てのフォームを出して、とどめは「ゴレンジャーストーム」ばりの合体技。ここまでまっとうなヒーローものは全くうれしくなってきます。
勝利の代償は消滅。そして結果として消え去ったモモ・ウラ・キン・リュウとデネブ…のはずが、まさかの生存。細かい事を言えば「かーなーり力技」ですが、「俺!参上」のプラカードもったモモタロスゼロノスチームの涙の抱擁をみたらそんなことどうでもよくなります。姉さんと桜井さんのシーンも含め、電車の人たちとの別れのラストも未来を感じさせるもので、とても良いラストだったと思います。
始まる前は「こんな色物で大丈夫なのか?ライダーはもう終わったか?」と思ったものですが、まさかここまで面白くなるとは。謎をちりばめすぎて破綻して訳の分からない終わりの多い平成ライダーの中で、大きな矛盾もなく、まっとうにヒーローとして始まり、そして締めるのは全く意外でそして素晴らしい事でした。
本当に最初から最後まで楽しめました。いやよかったよかった。「またあおうぜ!」「いつか未来で」。本当にそう思う良い最終回でした。