血のバレンタイン

昭和21年に赴任して来た進駐軍のバレンタイン少佐は子供達にチョコレートを配る事で日米友好の基礎を築いた方です。少佐の誕生日である2/14は子供達にとっての記念日でした。
しかし、急速に復興を遂げた日本はその精神が歪み、バレンタイン少佐の慈愛の心を記念した日は、お菓子業界、特にチョコレート業界の陰謀で「もてない男」をどん底に突き落とす儀式の日と堕ちました。 血のバレンタイン
「慈」は「悲」に、「愛」は「哀」に変じ、格差社会の現実を叩きつける日になったのです。
嗚呼、失われた日々よ!失われた和の心よ!

…とここまで書いたのですが面白いオチが思い浮かびませんでした。情けない。そして「あ〜る」が読み直したくなった。まさに「遠い日の思い出」の縁に。
 ちなみに職場では「義理チョコ」が飛び交ってました。田舎の元職場では殆ど絶滅危惧種な風習ですが、割と残ってる所には残ってるものです。とりあえず美味しく頂きましたがまた太るなこれは…