病院とかに限らず、スーパーや大型商業施設には入口近くに車椅子マークの駐車スポットがあり、「一般の方の利用はご遠慮ください」と言う意味の文言が示されている所が多い。
言うまでもなく、歩行困難な方々の為の優先エリアである。
デブで容姿と性格に難あり、と自覚せざるを得ない私であるが、一応普通に歩けるつもりなので、そのような場所の利用はご遠慮」している。
こういうのは「常識」かと思ったら案外そうでもない事に気付いた。確かに時々見るからにDQNな連中が駐車している場合もあったが、遠慮も躊躇も欠片もないかのように堂々と駐車している人を多数見かけたので驚いた。
落ち葉紅葉マークなら「一般」扱いじゃないのか？そういうマーク無でどうみても普通に歩けてるのだが、お前ら「一般の方」じゃないとでも言いたいのか？というか文字読めてるか？あ、もしかして日本語読めないから「一般未満」で「一般の方じゃない」という事か？とか色々考えてみたが良く分からない。
調べてみるとあれには「強制力」がないので「一般の方の利用」は制限しようがない(場合もある)らしいけれど、私の知る日本人の「常識」では、緊急避難は仕方ないにしろ、出来るだけ避けるのが「普通」だと思っていたのだが… 国内から一歩も出た事のない私だが、知らないうちに大ショッカーにでも占領されてパラダイムシフトでも起こったのだろうか？いや、悪の組織は案外規律厳しいからそういう事もないのか。
まあそれはそれとして、何時何時そういうエリアのお世話になる事があるか知れたものではなくて、そういう時、そういう場所が空いてないと大変苦労や悲しい思いをするだろうから、私自身は厳然として普通のエリアに止め続けたいと思う。今やこういう考えの人が減ったのかなあ。地元はもっと「ゆずりあい」があったと思ったんだが。人気が悪くなったのかなあ。学校や家庭、自治体はもっと「ゆずりあい」や「助け合い」の精神を教え込むべきだろう。諸外国にへいこらする前にまず隣近所で助け合う事から始めようや、と私らしくもない常識論を考えてしまった終戦の日であった。
