本日の踏み台昇降〜スパイ大作戦」シーズン1 第1話

夕食前に50分程。
スパイ大作戦(MISSION:IMPOSSIBLE)」第1話(シーズン1 第1話)「核弾頭を奪え(PILOT)」を観ながら。独裁国家サンタコスタに持ち込まれた二つの核弾頭。ダン・ブリックスに与えられた任務はそれらを奪う事だ。ブリックスは選りすぐりのスパイらと共にサンタコスタに潜入し、核弾頭のある金庫へ挑むが…と言う話。
スパイ大作戦」と言えばリーダーは「ジム・フェルプス」だが、シーズン1…正確にはパイロット版から…ではスティーブン・ヒル演じるダン・ブリックスがリーダー。色々あるのだろうが彼は1シーズンにて降板し、ピーター・グレイブス演じるジム・フェルプスがリーダーとなるのだが、それはそれとして、この「核弾頭を奪え」はパイロット版であり、原題は特にない。パイロット版だけあって、お馴染みの「指令の声」から始まり、矢鱈と入り組んだややこしい作戦を実施し、途中で危機に陥るが何とか任務を達成する、と言う「スパイ大作戦」のフォーマットがほぼ確立している。違うのは作戦行動中の殴り合いや、最後の方のカーチェイス等。その部分は徐々に消えていく訳だがお馴染みの形と違う部分が却って新鮮で面白い。違いと言えば、今回はいつものメンバー以外にテリー・ターゴと言う眼鏡でひょろいキャラクターが出ていて、いかにも頭脳労働専門と言う感じで個性はあったがm、キャラクターとしては影が薄く、確かこの後は出て来ない。やはりああいう弱そうな男性キャラクターと言うのはアメリカ的に受けないのだろうか?
「ポワロ」とどちらにするか悩んで「スパイ大作戦」で始める。「アトランティス」の様な派手さがないのでテンポがいまいちだが、内容に見入って居れば時間を忘れるのでまあまあか。それにしても1960年代は今より放送時間が長いらしく、正味50分あるので戸惑った。まあ長い分にはいいか。