続・クライマーでもないのに

今日も気が付くと坂を上って居た。
とは言いながらも半分はその気があった訳で、要するに昨日それなりに登れたので「いい気になった」と言う事だ。
この坂は多分市内でも有数の高さの山頂に続く道で10年程前に一度上った事がある。勿論途中で自転車押しながら徒歩となった。それでも高見から眺める景色が鮮烈に覚えている。外人さんがいて面食らった事も。
今日は当時はなかった「白」なので行ける!とまではなくとも行けなくはない、程度の勝算はあった。しかし実際に登って見れば、標高500m程度までは休み休みでもなんとか行けた。途中下ってくる自動車のおじさんに「元気がいいなあ」と半分呆れたように言われたりもしたが、実際には一杯一杯で、そこからしばらく進んだ最後の坂でダウン。そこから距離にして600m、標高にして60m程度は自転車を押しながらとぼとぼ。見晴らしの良い展望所についた。ここまで来て思い出したが、山頂とそこにある神社まではまだ激坂を登らねばならかったのだ…と言う事で「白」をそこに御留守番にして、標高80mの差をてくてく登る。階段もあるが坂が洒落にならない角度。そういえばそうだった…。誇張でなしに、ひーひー言いながら山頂と神社に到着。644mは風強っ!何しろ身体は重いので自身がふっ飛ばされるとは思ないが所持品が致命的な事にはなりそうな気がしたので、山頂と景色を十分に楽しんでから撤収。展望所でしばらく休んでから本格的に撤収する。
何だかんだで辿りつけて良かった。次は最後まで自転車で行ければベストだな、っと。
帰りは下りなので基本楽だが坂が急なのでブレーキかけっぱなしでそれはそれで辛かった。単純に「人生下り坂最高!」とはいかない。まあ人生色々あるということで。
それはそれとして今回の登りで分かった事。「銀」と「白」では平地では圧倒的に「白」で、坂も「白」かと単純に考えていたが、「白」のギアはコンパクトでないので、状況によっては「銀」の方が軽い場合がある。マネージメントというか、計画をしっかり立てて、TPOに応じた選定が必要だな。もう少しいきあたりばったりでないサイクリングを心掛けよう。