時の流れは

非常に残酷です。
かつて私にも無限の未来と希望を信じていた少年の頃には何でもできると思っていたこともありました。しかしこぼれおちる砂がダイヤモンドより貴重だと気づいた頃には失ったものは数え切れず、
失われたものを手に入れることは二度とかないませんが、そのような輝かしい時代には出来ずに、限られた未来と失われた可能性、そして厳然と存在する限界を目にすることに出来るようになった中年に出来ることもいくつかあります。日頃は私なりに節制しておりますが、こういうときこそ「出来ること」の封印を解くべきでしょう。ということで酒に逃避して寝ます。ぐぅぐぅ…ってこのワインこんなに甘かったっけ?一生のうちに一度は飲んでみたいとは考えている「スピリタス」は手元にないものの、もう少し強いものにすべきだったか…とはいえ明日は平日で普通に仕事しなければならないので、このくらいが妥当か。