電話

もう随分昔のことですが、新入社員教育を受けた際に「ビジネスマナー」ということでいろいろと学びました。半分寝てたような気がしますが多分記憶の混濁でしょう。ビジネスマナーの中には電話の応対というものもありまして、基本中の基本として

  • 電話をかけたらまず名乗る
  • 電話をうけてもまず名乗る

といわれたはずです。
オチこぼれた不良社員の私ですが、未だに電話に関してはその教育を律儀に守っていて、これらと共に「コール音が鳴ったら3コール以上は待たせない」というのも可能な限り守っています。 …律儀に守りすぎて一時期は1コールも鳴り終わらないうちに電話をとっていたため、却って相手側の方を驚かせたということもありましたが、これは若き日のmemory。
それはそれとして、「名乗る」というのは「かける」場合も「うける」場合も非常に重要ですから、電話の向こうの人が名乗ってくれないとかなり戸惑います。職場でも自宅でもそうですが、当然のように名乗らずに要件を話し始める人が時々いるので困るやら苛立つやら。今日も今日とてそういう人がいたりしたのですが、名乗りもしなければ取次がないとかは考えないのでしょうか?こういうのは年齢が上の人ほど多いような気がするので「こうしたらどうなる」という想像力が磨耗しているのか。とすれば「年齢とともに重ねた経験」などものすごくあてにならないよなー、と特殊例(多分)を元に加齢に伴う衰えを笑おうとしてどちらかというと自分がそのサイドに近づいている事に気づいて落ち込む今日この頃でした。