風のゆくえ

某大河ヒロイックファンタジー作品の24巻くらいにそういうタイトルの本があり、その頃は大好きでわくわくしながら読んでたよな、という話はさておいて、秋が暦の上だけではなく実態となってきた今日この頃、台風が日本に近づいてきております。ご丁寧な事に二つも同時にやってきて、少なくとも一方はかなりの勢力があるようです。一時は九州地方への上陸も懸念されておりましたが、コースがややそれて…人によっては「スライスした」…、関西から東海・関東方面への上陸コースに乗ったようです。
一部の人々は金曜から土曜でゴルフツアーというプランを立てており、台風を含む天気の動向が気になって仕方ない様子でしたが、この状況を素直に喜んでおられるようです。当初、「誰の行いが悪いんだ!」と内ゲバの様相を呈していたのに掌が150度くらいは翻っているその光景は傍目で見てると微笑ましい。さらに今週末は関西・東海方面に出張する方々が居られることを念頭に「より行いが悪い人がいるから台風がそっちに行った」と囁き合う姿が非常に印象的でした。「行いが悪い人」が誰かは特定されてないようですが。(推測)
関西・東海あるいは関東地方への出張者の方々にすれば「バカにするな!」といいたいところですが、それもまた地位と権力に伴う「有名税」みたないものなので以て瞑すべしでしょう、というか瞑してね、と他人事にも関わらず平穏無事を祈ったのでありました。どっちにしても皆無事で、珍道中の経過・珍スコア等土産話を楽しみにしておりますよ。 …もちろん「話」だけじゃなくて「土産そのもの」も。