でんわばん

今からずーっと昔の話ですが、新人の頃の(実質的な)主要業務が「電話番」だったことがありました。「人の話を聞くことで業務の概要を知る」とか「関係先にどういうものがあるかを理解する」といったお題目はあったようです。その頃、「電話のコール音は三度以上鳴らすな」とかいう教育が行き届いた結果、1コールも終わらないうちに受話器を取るように身体が順応してしまい、あまりの早さに相手の人がびっくりして却って失礼に当たったということもしばしばありました。いや、あの頃は若かった。
本日、うちのGrのボスが出張で不在でして、Grの外線の代表がGLの席の電話ですから鳴る度に私が取っていました。まあこれはこれでいいのですが、今日は上記のようにいろいろと騒々しくて、とある時間帯には100秒に1度くらいは電話を取っていて、仕事にならなかったことがありました。ほとんどが余所のGr.の人に対する電話だったりするので「いい加減自分のところの外線教えといてくれええええええええ〜」と心の中と外で主張してましたが、居ない人には絶対に届かず、若い頃の事を思い出してちょっぴり甘酸っぱい思いに浸る事すら出来ません。全くこれは私に対する罰ゲームの一種でしょうか?いい年齢して役に立たないおっさんは電話番でもさせとけ、と?
悪い所があれば悔い改めます(多分)ので神様でも仏様でもいいですから夢の中ででも教えてください。いや、結構マジで。