聖者が街本屋が郊外にやってくる

「県内最大級の売り場面積」という割と強気な対応で大手書店の紀伊国屋がやってくるそうです。ソースはここ。その「やってくる」場所はかつては某大手企業の「団地」を中心としてそれなりに栄えておりましたがこれまた不況のあおりで再整理の最中のため一頃の活気が無いという地域。控えめに見ても別の地域に流行(?)の大型複合店舗が出来てそちらに押されているという状況で、最近スポーツクラブなどが出来ているなあ、と思ったら止めにこういう話が来るとは驚きです。
出版不況といわれて久しいわけですが、地元でも市街中心部の書店の数及び売場床面積の縮小は進み、郊外でも閉店という所が目に付くという寒い時代なわけですが、そんな中、明るいニュース、といっていい…のかな。いろいろな問題や課題はありそうですが、「県内最大級の売り場面積」とやらには非常に興味をひかれます。問題は「広さ」や「数」ではなく「質」なわけですが、とりあえず来年の開店が楽しみです。
どうでもいいのですが「県内初進出」といってますが、紀伊国屋は地元の某大学のブックセンターとして既に進出してるわけで…「店舗として」の進出が初ということなんでしょうね。地元新聞社の記者のチェックもれとかじゃないですよね、多分きっと。