5%の誘惑

東京等の大都市にある某複合店舗は何故か片田舎のうちの県の県庁所在地にあるのですが、そこでは時々「某クレジットカードを使えば請求時5%off」というキャンペーンがあります。複合店舗内には書店もありまして、そこでの買い物についても「請求時5%off」となるのです。たかが5%、といえばそれまでですが、例えば1000円の本だと請求時には950円になるのです。これが10冊だと500円浮かせる事が出来るのです。
書籍雑誌には「再販制度」がありますから基本的には値引き無しです。金券ショップで図書券あるいは図書カードを購入して少しでも安く上げる、という手を以前は使っていたのですが、図書券は廃止されたので新規に入ってくる事はないし、図書カードは品薄な上にカードにプリントされた絵柄によってはヘンなプレミアが付いて却って高いし、というように、この手も使いづらくなってしまいました。
このような状況ですからこの不景気の対応として費用を削減するには上記のキャンペーンを使わない手はありません。ただ、どうにも「クレジットカードはツケで買ってる」イメージが払拭できなくて、家訓の「いつもにこにこ現金払い。ローンの使用不可」というのに抵触するので悩んでおります。通販では「仕方ない」というので妥協していますが、店頭販売はまだ抵抗感があるのです。嗚呼、実利を取るか家訓を取るか…