今日読んだもの

簡単に適当に。とりあえず読んだ順。
鈴木央ブリザードアクセル」7巻 小学館(新書/少年サンデーコミックス)
対フロストクイーン戦。「驚くと眉毛に出る」の人も含めてリアクション&解説漫画になる危険を孕みつつも、スケートバトル(「みせる」競技ですが)が熱くて面白いです。オリンピックも終わって本編では「らぶこめ」になってますが、それも並行しつつスケートの面白さを伝えてくれる事を期待する漫画です。

加藤元浩Q.E.D.-証明終了-」24巻 講談社(新書/月刊マガジンKC)
クリスマスのカラオケBOXで起こった事件と叙述ミステリのような事件の二件。前者は日常の小さい事件の積み重ねですがまあコンスタントという感じ。後者は真犯人にちょっと驚きましたがそつない感じでまとまってます。なんだかんだいってもこのペースでこの品質を上げてくる作者の人は凄いと思います。

加藤元浩C.M.B.森羅博物館の事件目録」2巻 講談社(新書/月刊マガジンKC)
こちらも妙に早いペースで出て驚きですが「塔馬のいとこ」の出てる作品の第二巻。「Q.E.D.」との差別化と言う意味では微妙ですがそれとは別の内容を提示しようとする作者の意気は買います。こちらは一応「森羅の過去」というか目的が「縦糸」になっているようですからそちらの提示の仕方が面白ければ、一本の作品として深くなるかも。

藤田和日郎からくりサーカス」42巻 小学館(新書/少年サンデーコミックス)
マガジンが萌え雑誌になった(?)り、ジャンプがオタ女子ご用達的作品を増やしたりする中、黄金期ジャンプの「ここはオレにまかせて先に行け!」ノリはサンデーに残っています。「からくり」は最終局面に向かって仲町サーカスの面々が鳴海としろがねのために次々と散っていきます。まあ「散った」と言っても色々ありますが、最終巻(次がラスト?)に向けての「溜め」の巻ですが割りと派手です。そしてある意味「ツンデレ」の「ツン」になってる鳴海も美味しいですが、パンタローネとアッレキーノが割りと美味しい。

田中モトユキ「最強!あおい坂高校野球部」7巻 小学館(新書/少年サンデーコミックス)
表紙がむさい男なのに裏表紙が着替中の女子というのが小学館の狙いなのか?それはそれとして古豪に勝ち、色物は一蹴して次はかつて兄と慕った先輩との対決と言う事で、この巻は周辺環境…とくに「らぶこめ」系のネタ集め的な巻ともいえます。いやあ、ラブいいですねえ。正確にはまだラブ未満ですが、こういう高校生がストロベリってるのは大好きです。現実社会でそういうのがあるかどうか…そんなことは知りません。

田辺イエロウ結界師」12巻 小学館(新書/少年サンデーコミックス)
火黒を倒そうとする良守は謎の存在に助けられて復活し、影宮を助けて、そして…という話でバトルとしても盛り上がってます。ただ個人的にはそんなこと(失礼)より「影宮」の性別は結局女なのか男なのかはっきりさせてくれ!と思ったりするわけですが、冷静に考えるとそこらをぼかしとけば、どちらの用途でも使えると言うメリットもあるのかもしれないなあ、と思ってしまいました。

皆川亮二D-LIVE!!」14巻 小学館(B6/少年サンデーコミックススペシャル)
ASE崩壊。実際一人の人間に頼りすぎな組織は弱いのです。どん底に突き落とされて復活していくメンバーの話ですが、そんなことはほっといて、ロコのツンデレっぷりがすごいです。さすが連載当時、「サンデー最強のツンデレ」の名をほしいままにしただけはあります。こちらも次くらいでラストですが、「溜め」としては上々。

月刊サンデーGX 2006年6月号」 小学館(B5平)
今月号は何といっても「ピンナップ」でしょうね。「地球で一番おっかない女の上位三人」のあの姿はなあ。 Vサインしてるだけロベルタちんがまだ余裕あるのか。