本日の定点観測

ゲキレンジャー

最終回。リオから臨獣拳の奥義を受け取った三人がその情報を得ている間に、かませ犬というかかませ狼とかませ犀、そして役立たずの七人の「マスター」が時間稼ぎする話。実際の所、ベテラン声優さんを七人も集めて「マスター」を設定したのに全然活かしきれなかったのが痛かった。ついでに味方のキャラ立ても。最後の最後に赤青黄色の三人が「トライアングル」と言われてもねえ…。戦隊もののフォーマットにのっとっているといえばそれまでですが、それから一歩もはみ出してないというか「こうしとけばいいんだろ」というスタッフの見切りが見えてしまって、全体的にもうひとつ、と言うシリーズでした。敵側はなかなかよかったんですけどね。もっと盛り上げる所はあっただろうに。道具立てはともかく、色々と残念なシリーズでした。次シリーズからの復活に期待します。

仮面ライダーキバ

こちらもキャラ立てがいまいち、と言うか。時効になった事件で「あやまれ」とやってくる弁護士がありえなさすぎで萎えるというか。多分次回以降にこれが効いて来るのだとは思いますが、もう少しリアリティを持たせないとだめだろ、というか。親の罪を子が償うとは何処の専制国家だ?そうか、「キバ」の世界は日本じゃないのか(違)。それにしても親の事を気にして変ろうとする渡は兎も角、他がどいつもこいつも性格破綻者というのはどうなんでしょ。エキセントリックな方が面白い、と言うのはありだとは思いますが、正直な所安易過ぎる。ファンガイアハンターの母娘はすでに演技・演出レベルでぼろぼろだし、これで本当に一年もつのか?とりあえずガルルことザンキさんの出現の次回待ちですが、奇を衒い過ぎるのも程ほどにしないと…