アガサ・クリスティ原作「白昼の悪魔(Evil under the Sun)」を1982年に映画化したもの。「ナイル〜」と同じく生誕120年記念と言う事でNHKで放送していたものを視聴。
原作では英国の保養地だった舞台が地中海の島に変更されており、美しい地中海地方の自然が楽しめる作品となっている。筋は特に変わっていないが、原作を読んだ時に感じた人間の感情のどろどろした部分はほぼきれいになくなっており、全体にややコメディ風な流れからオチは勧善懲悪的なものとなっているので気楽に楽しめる娯楽作品と言えるだろう。
