長い夜

突き詰めると「何故私がやってるのだ」と言う作業の為、夜勤する事になった。
手順は不明瞭だし、責任者は「仮眠」してるし、なんだこりゃ、と思ったのは別に秘密でもなんでもない。実際問題、「やる事」は丑三つ時前後に二度ばかり確認すると言う事「だけ」なのだが…その位なら「仮眠」している責任者がやればいいのではないか。と言うか、5時間寝てればそれは最早「「本」眠」ではなかろうか…そういう思いを抱きつつ、夜は更けていくのであった。