【感想メモ】林家志弦「はやて×ブレード」1巻 メディアワークス(B6/DENGEKI COMICS/ISBN4-8402-2739-X)

 女生徒ばかりの巨大校、天地学園。そこには「剣技特待生」といわれる制度があり、日夜「星奪り」という試合が行われていた。双子のナギのかわりに転入した黒鉄はやては周囲を巻き込み巻き込まれていくが…という第1巻。
 設定からしガンダムファイトというかなんというか、かなり荒唐無稽なものなのですが、はやての相棒となった眼鏡の子にシリアスな設定があるようで一本筋が通っているようではあります。とはいえ、ベースとなっているのは周りを巻き込む天然娘のはやてと眼鏡のドタバタのようです。
 ともすれば暗くなりそうなものですが、そんなことをモノともしないギャグとノリがありそうなのであまり重苦しく考えずに読むことが出来そうです。
この1巻では情況を設定するためにかなりドタバタした感じがありますが、もう少し落ち着いてそれぞれのキャラクターの掘り下げに入ってしまえばもう少しギャグもシリアスも生きてきそうな気がします。