西に向かって一直線に進む馬に乗った少女ナオミの冒険譚…というか、それぞれがナオミの父・兄と名乗るガンマンとアフロが行く先々で巻き起こすトラブルの数々の第３巻。
この巻ではナオミの馬レッドが何故西に向かうのかが明かされたり、宿敵っぽいのが出てきてボケとツッコミだけでなく、エピソードの縦糸を提示してきました。
ボケたギャグもありますが「エルフ」や「コスモス荘」よりは控えめで、少し暗いところがこの作品の独自性でしょうか。
ちょっと気になったのは、元々絵が少し荒れ気味の作者ですが、同時期掲載だった「コスモス荘」以上に線がブレているような気がします。同時連載というのはきつかったのでしょうか。
