本屋の早朝営業

ハリー・ポッター」の新刊とやらが今日発売だそうで、市内の書店には「朝7時から販売」とか「朝8時から販売」とかいっているところもあります。私の居住地域である市内において、通常で営業開始時刻が最も早いところでも8:30からのはずなので、まあどこもいつになく営業努力をしているようです。
ハリー・ポッター」は出版不況が叫ばれて久しい昨今、珍しいくらいの売れ筋シリーズなので、どこの書店もここぞとばかりに売り込もうとしているということなのでしょう。実際、ハリポタ第5巻を発売 早朝からファンが行列という記事もあるので早朝営業の効果はあるようです。
…が、今朝地元で「7時から販売開始」という店があったので出勤途中に入ってみましたが開店すぐという状況であったにしてもかなり閑散とした印象でした。これは地域差というやつなのかイベントを用意した都会の書店の企画力の勝利なのかよくわかりませんが、前作のときも大騒ぎになった割には店頭在庫が溢れかえっていたような気がしましたし、そろそろ「爆発的なブーム」とやらは沈静化しつつあるのかも。
それにしても、上の記事で「松岡さんに直接手渡してもらいたくて並んだ。今日、学校に着く前に読み終えたい」という高校生の談話が取り上げられていますが、静山社の社長というのは高校生が激しく支持されてたりするんですか。私はそんなこともしらないほど世事に疎いというのかあああああああ…てなことはどうでもいいのですが、私自身は「ハリー・ポッター」はどうでもよくて、地元では本日でているはずの雑誌が買えれば…という動機で早朝営業の店へいったわけですが、そちらは陳列作業というか開梱作業やっていて販売どころではなかったようなので何もメリットのない早朝開店という以外の何物でもなかったのが少し悔しかったです。