どうでもいいですが

マスコミは皇族方に対しては基本的に「さま」をつけて「敬ってます」という姿勢をみせているつもりのようです。しかし天皇陛下にのみ「陛下」をつけています。本来、皇后陛下も「陛下」のはずですが「さま」です。皇太子殿下に対しても「さま」。日本には世界的に認められた旧い伝統を持つ一族がいて、せっかくそういう敬称使える存在があるのだから国語教育及び歴史的教育の意味をこめてそれぞれをちゃんと呼べば良いのに、と常々思っていたりもします。猊下はなかなか難しいですが。
「親しみやすいように」という方向性があるのかもしれませんが、時々いわれる「ヨーロッパの王室では」というその「ヨーロッパの王室」の方々に対しては、英語でも「Majesty」とか「Highness」とか普通に言っているし、貴族等の称号持ちの人々に対しては「Sir」「Load」とか「Lady」「Ma'am」とかいってるわけで、「さま」でくくって歴史ある物言いを忘れ去らなくてもいいのにな、とか思ってますが、こういう考えは少数派なんでしょうか。