変化と継続

今月分の早川書房の新刊などをチェックしていたら、ローダンシリーズの最新刊の値段がこれまでの567円から588円(共に税込)になっていました。 567円になったのは手元のリストによると2000年の7月に出た第261巻「太陽の都市へ」からですから約四年半同じ価格だったことになります。その前は1999年に一度値上がりしてますからそれに比べれば長持ちしたほうかな、と。デフレだなんだといわれつつ、「嗜好品」である本等には徐々に「値上げ」という名の脅威が迫っていたわけですね。まあ、今回のことでは値上げされて500円(税別)を超えた時にうけたほどの衝撃は受けていませんが、細胞シャワーから細胞活性装置、そしてチップ等を駆使して相対的不死者となったローダン立ちに比べて現実世界は移ろいやすいものであるなあ、と思いました。