デス種

先週の「水中潜って無敵」なAAといい、首領自身が発射ボタンを持つ「反射衛星砲」といい、これやっぱり「ガンダム」じゃなくて「ヤマト」だよなあ…と思いました。電波対決は本物の腹黒さが勝った感じですが、議長は中の人が中の人ですから「戦いは二手三手先を…」といってもう少し戦略家らしいところを見せて欲しかったり。 ZAFTの方々の怒りと驚きは割りとはっきり演出されていたのですが、 AA組が相変わらず悪びれてないのがなあ…プラント市民からすれば何割かはAAとオーブのせいだと思うよなあ。「ディスティープラン」が「悪」っぽい発言してましたが、その対案もなく適当にそういわれてもなあ、という感じがしました。 44話(だっけ?)に至るまで「積み上げ」がなく8/31に慌てて宿題するようにバタバタしてるから、どうしても言葉が軽い。初代のガンダムは決して洗練されていたとは思いませんが、キャラクターの成長と含めて言葉が次第に重くなっていっていたと思うのです。まあ「がんばるぞっ」って感じのメイリンかわいかったからいいか<いいのか?
オレンジショルダーが出てきて「ああ一応サービスしてるね」と思ったそばから、活躍するジュール隊ですが、「ディアッカ!こいつを落とす!二射目があったら今度こそプラントはお終いだ!何が何でも落とすぞぉっ!」と叫ぶイザーク隊長が作画も含めてそごく恰好よかったのは好印象。まるで主人公のようだ。思わずそこまで何度も観なおしちゃいましたよ。というか最初から彼等を主人公か主人公側として描いてればもっと話が締ったものになったんだろうな。まああのスタッフじゃ無理だろうけど。