宮野ともちか「ゆびさきミルクティー」6巻 白泉社(B6/JETS COMICS)

隣の家の天然系の女の子に粉かけるに止まらず、同じクラスの美少女(眼鏡)にちょっかいをかけ、あまつさえ実の姉にまで…という「見境なし」の女装大好き少年の物語、と書くとヘンなマンガみたいですが、実際頭おかしいマンガだと思います<注:ほめてます。始まった当初は三角関係のもどかしいラブコメだと思っていたのに、まさかここまで「進化」するとは予想外でした。眼鏡の兄妹関係も変にドロドロしてるし、この世界はどういう世界やねん、とツッコミ入れたくなりますが、本編では主人公がついに「女装した自分が一番好き」な事に気づいてしまって、というところで「つづき」。なんかすごいことになってますが、このまま「頭おかしい」ノリでさらに突っ走っていただきたいです。