「週刊少年サンデー2006年9号」 小学館(B5平)

ブリザードアクセル
…オリンピック対応巻頭カラー。「カラー」の方は微妙ですが、今回のは主人公の試合の前の前哨戦という感じでエピソード的にも微妙。エピソード自体は悪くないのですが、オリンピック対応は来週でもいいし、実際にバトルしてる回の方が映えたかな、と思いました。あと、あの目つきの悪いコーチが五反田を心配していて、なんだかちょっと和みました。

あいこら
…フェチ巡業。最初は眼鏡巨乳の青森。眼鏡巨乳の秘密が明かされる回です。話の展開にしろオチにしろ突出した物はない分安定しているといったところでしょうか。割と楽しかったのですがなにかもう一つほしいところです。

グランドライナー
…反撃開始。「短期集中連載」との事でしたがいつまでが「短期」なのでしょう。今のところキャラがたってるのは元眼鏡の河童女くらいなので全体にインパクト弱いですが、ギルティライナーにもっと濃いのがでてくるのでしょうか。

聖結晶アルバトロス
…おかん、アイスクリームの許可を出す話。一種の「ツンデレ」ですか。そろそろ国が崩壊した理由とかを話してくれないと、行く先々でモノバイルが出てきてバトルという遭遇戦だけでは、やや弱いような気がします。

絶対可憐チルドレン
…「葵ちゃんは───ここが弱いのよね…(はぁと)」「い…ひぁあああああッ!?み、耳はダメ!!」と、一押しの葵は「耳が弱い」と言う事が分かった話。確かにあそこまで敏感なのは珍しいかもしれませんが、志穂がそれを知ってると言うのが面白い。夢の中の皆本と薫は「まだフラグ立ってない」せいか、微妙な所で目が覚めてます。それにしても現時点で薫があそこまでストレートに感情を発露するのは予想外でした。この「サイコ・ダイバーズ」のシリーズは伊号中尉の「予言」をチルドレン(の内の一人)が知る事で、物語に大きな転換を迫りかねないシリーズでしたが、なんとか着地したようです。なんだかんだいってまだ「美神」のアシュタロスのあたりのトラウマが抜けきってなくて、このままシリアス路線に突っ走られたどうしようかと思っていました。しばらくはお気楽ギャグにしてほしいです。「完成原稿速報」に寄れば次回からは「温泉」みたいなので大丈夫かな。

D-LIVE!!
…サンデー最強のツンデレとその名も高いロコたんが告ろうとしたら邪魔される話。初音も告るというか、これまでとは違うっぽいラブコメワールドを展開してますが、所詮は積み上げた想いがロコたんに適うわけはありません。というかまさかここまでストレートにツンデレるとは思いませんでした。これはもう完全に「フラグ」立ってますね。次回から「最終章」ということで、ASEがどうなるとかより今後のロコたんと斑鳩の関係が注目です。(w