観光

近くの有名なお城、要するに姫路城への観光を行いました。なんだか妙に疲れているOちく氏は昨夜は同期の面々と遅くまで楽しんでいたようです。若いなあ。
チェックアウトまで余裕があるので荷物を置いたままの軽装というのがよろしい。昨日「下見」しておいたので道に迷う事もなし。そして開城した城内へ。細かいのは後述します。お暇な方はどうぞ。
二時間弱程観光をしまくって土産モノなど購入して撤収。敷地内全てを見て回る事は出来ませんでしたが、有名なお城を探訪出来て楽しかったです。
姫路城観光編
改装工事前の大手門前から突入。銘を改めて見ます。

「姫路城」は良いとして、「跡」と言うのが少し気になります。内曲輪のエリアのみが残っているだけなせいかな?そういう疑問を抱えつつ門をくぐります。いろんな所に銘が刻まれてますね。

昨夜探訪した時には暗くてライトアップされてましたが、改めてみると白くて綺麗です。少しくもってましたが、完全な青空の下ではさぞ映えて「白鷺城」の名を更に強く実感出来たのではないかと。

観光的には物凄い素人さんですから案内図に従って巡回です。

中村大佐の顕彰碑もありました。

「順路」に従うとまずは「西の丸」。但し性格には「化粧櫓」が残るだけで西の丸全部が全部残っている訳ではないようで。「土足厳禁」と言う事でスリッパに履き替えてその櫓を見て回ります。靴は入り口にあるビニール袋に入れて持ち歩く…後述する天守閣というか本丸も同じです…のですが、ビニール袋があきらかに「リサイクル」なのに感心します。無駄に新品使う必然性は何もないですから。
西の丸から天守閣、というルートは「ひとりっ子」によくある「美味しい物は最後まで残して」という思想な気がしますが、実際に「オードブル」ということなのかもしれませんが、お城などをちゃんと見たこと無い人にはいい順路かもしれません。西の丸の中だけでも結構楽しめます。



天守閣も良いですが、個人的に気に入ったのが木製カバーのついた消化用具。赤いランプは仕方ないですが、出来るだけ気を使っているようです。スピーカーもブラウン系で目立たないようにしてますし。
立派ながら割と地味な感じで見学を進めますがいきなり華やかになったのがエリアがありました。かつて二代将軍秀忠の娘である千姫が居住していた所ということで、それを再現したらしい部屋です。

…ええと、なまじリアルに作ってある上、基本的に薄暗いため、無茶苦茶怖いわっ!!! こりゃ確かに夜中の公開は出来ないよね、と。
西の丸出口近くからまたも天守閣を眺めてから外に出ます。

そしていよいよ天守閣へ向かいます。時代劇などで見たような道を通りつつ進みます。

一旦天守閣前の広場にでて城を改めて眺めたり風景を楽しんだり。

「右側通行」の但し書きのあるルートに従い、いよいよ天守閣突入です。

順路通りに一階から六階まで進みます。城の内部構造だけでなく、縁の展示品など眺めていて中々面白い。「撮影禁止」というものもあるので撮影は最小限に。武士の城と言う事でとりあえず武器。



急な階段やら狭い入り口やらに苦慮しつついよいよ天守閣最上階へ。360度な視界が開けて見晴らしがよろしい。

「お殿様」という人種はこういう風景を楽しんでいたのか。とは言え、入り口から最上階までの道を考えると時間は掛かるし、そもそもきつい。籠とかであげてもらうわけにもいかないでしょうから、この景色を楽しむにはそれ相応の苦労があるので、偉い人も楽じゃなかったのかも。良く知りませんが。
天守閣最上階には神社がありまして、まずは参拝。ご無礼のないように。

一通り見て回ってから順路通りに下って行きます。上りもきつかったですが、下りはさらにきつい。というか怖い。段差は多いし、眺望の代償は中々高くつくようで。
帰りのルートにも展示物はいろいろあります。多分「昭和の大修理」の時に作ったと思われる模型が興味深い。

そして天守閣外へ「切腹丸」とかみながら天守閣を除けば最も有名とも思われる所へ。

播州皿屋敷」の舞台ともいわれる「お菊井戸」であります。井戸自体は普通?と思いましたが、中をのぞくと…やっぱり怖いです。
そんなこんなで一通り巡回。市営動物園や好古園等、まだまだスポットはあるようですが、天守閣等だけでも二時間弱。時間の都合もあり少々残念ですが、今日は撤退です。ともあれ、日本三大名城のひとつを間近にじっくり見ることができたのは大変楽しゅうございました。観光してた人も多いし、その中には外国の方々も多い。「日本らしさ」が何かは難しい定義になりますが、これだけのものは一見の価値はあると思いました。