アメリカ本国では「第一話」と言う事でDVDの先頭を切ったこのエピソード。特撮やセットは流石に40年前、と言う雰囲気を感じますし、ストーリーもおいおい、と言いたくなる部分もありますが、普通に50分楽しめるのはファンの贔屓目でしょうか。
邦題の「吸血獣」が実際には「吸ナトリウム獣」というか「吸塩獣」だったりするのはご愛嬌として、いきなりShapeshifter…実際に姿を変えていると言うよりも相手の感覚器官に干渉してるようですが…が出てきて、「観る人によって姿が異なる」という着想は面白い。エンタープライズにはセンサーもあればクルーのID及び個人データがあるので、それすら誤魔化せたとすると、確かにあの生物は非常に貴重なサンプルとして捕獲しておけば良いのに、と思いますが、何しろ40年前だからそこまで考えてなかったのでしょうね、きっと。
