"HEART OF GLORY"(「さまよえるクリンゴン戦士」)

純粋なクリンゴン人でありながら地球人に育てられ、それでもクリンゴンとしてもアイデンティティを保とうとするウォーフ。外国に行ったら急に愛国心に目覚めるというのとある種通じるところがあるといったら怒られそうです。今回ははぐれもののクリンゴン人が登場して多少の揺れが見られますが、基本的には大事にはならず。多分この時点ではまだTNG以降のクリンゴン像が確定していなかったのかな、という気がします。クリンゴンの艦長がウォーフを部下に誘うという場面はウォーフの父親の名誉が回復されていない状態ではありえないはずだし… シーズン初期ゆえの混乱かもしれませんね。