やってきたもの。

台風16号がついに九州に上陸。発生当初から成長を続け、「猛烈」と称されるほど強大な勢力を持ち、衰えたとはいえ風速40mを超える威力を持ったまま。瞬間的に60m近い風速というのは久しぶりです。ニュースによると九州地方にまともに上陸したのも久しぶりだそうです。そういえば大半はかすめただけというのが多かったかも。
私の居住地域も朝から強い雨と風がありまして電車やバスなどは朝から全面停止状態。しかし、が特に指示もないので普通に出勤。なんだかんだでそれなりの人数が集まっていましたが比較的遠隔地の方々や公共交通機関を使う人は出社不能だったりも。そんな中「さて仕事するかね」と思っていたら、定時開始後しばらくして偉い人々が集まって「危ないので情況をみて撤収を」との決定が下されました。まあ外の情況みればそれは大層正しい判断なんですけどね。というかその前に最初から自宅待機を命じてくれてればさらに楽だったのに…とかは全然思っていませんでした。というのも下手に自宅待機の場合は家から一歩も出ることができずに書店で新刊チェックもできないから。こうなったら10時まで粘って帰る!と宣言しましたが、実は仕事絡みで即帰ることができなかっただけなんですけど、それはおいといて、昼前には撤収。その頃にはほとんど人はいませんでした。
撤収して当然のように本屋に赴きまして、「営業してなかったらやだなー」と思いましたが、なんとか営業していました。さすがに客は少なかったのですが、新刊は普通に店頭にあり一安心。買うものを買ってから自宅へ。路側帯が水浸しだったり、ひどいところは片側三車線のうち二車線使えなかったり、看板ふっとんでいたり、バス停がぶち壊れていたり、並木が倒れまくっていたり、まあなんとも凄い情況でありました。そういえば撤収前の職場でインターンシップで来ている北海道の人が「九州はいつもこんな感じなんですか」と驚いておりましたが、さすがに九州人でもここまでになるのは珍しいのです。なんとかかんとか家まで帰り着き、「黒い烈風」号が無事かどうか確かめてから居間へ。風雨はひどくなる一方。後は大人しくTVでも…