NHKの怠慢

火の鳥」は原画にそれなりに金掛かっていたように見えましたが「NHKのアニメ制作費は安い」のですか。確かに「ポワロとマープル」は「火の鳥」に比べてあからさまに原画に力入ってないようには見えたのですが…。それでも「金掛かってる」と思えたのはOP/ED、主役のポワロとマープル及び「本業」ではない「ゲスト声優」のギャラ、そして巷で話題の不正着服とかのせいなんですかね。だとすると非常に悲しい。
着服は問題外として、「声優」に関して言えば里見浩太朗八千草薫の演技は可もなく不可もなくなレベルで「まあこんなものか」と妥協できますが、いくつかのエピソードのゲストは橋にも棒にも掛からないレベルのひどいものもありますからそんなものに金つぎ込んだ上に原画をケチるとなると本末転倒としかいえません。
部外者には「現場」は深い闇のようなもので何も見えません。
そんな状況で推測するのはどうかと思いますが、「著しくひどい」とまではいわなくても、「なにかもう一つ二つ三つほど足りない…」という感じがする作品をみているとどうしても邪推はしてしまいます。実際のところはどうなんですかねえ…。
一応今のところ全話見てはいますが、LWT製作の実写ドラマを見るとその差があまりに激しくて「実写みとけば十分か」と思うのはアニメオタクの端くれとしてどうかと思いますが、吹替えのレベルだけに関してもその差があからさまなのでそのように考えるしかないのです。今から奮起を期待したところで無駄だとは思うのですが…なんとかならないものかなあ。