土星の衛星イアペトゥスに接近、撮影 探査機カッシーニ

「二つの顔を持つ不思議な月」よりも「二つの顔を持つイアペトゥス」というフレーズの方が何か格好いい。太陽光を受けているのに黒っぽい部分があり、それが「暗い物質」のせいというのがSFっぽくていいです。さらに自身でそれを出しているのか、隣の衛星であるフェーベからのものなのか謎というのも興味深い。ここ最近は夜遅く帰る機会が多く、自然と夜空を見上げている時間も増えていますが、星座や彗星だけだはなく、「身近な」太陽系内の天体に思いを馳せるのも悪くありません。出来るのかどうかは知りませんが20年後には月面無人基地も…日本の宇宙開発中間案という宇宙航空研究開発機構の「長期ビジョン」とやらがあることだし、下ばかりみてないで空を見上げて科学技術の織り成す未来を信じてみたいものですね。