エクソシスト講座

カトリックに公認エクソシストが存在するとは恥ずかしながら最近まで知らなかったのですが、大学に「講座」があるというのも初めて知りました。「悪霊や悪魔と対決する」というイメージのある人口に膾炙した狭義の「エクソシスト」ですが、「「本当に悪魔に取り憑かれたケース」と「精神的な問題のケース」を見分けられるようにすること」というのが「目的」であるというのは非常に理性的だと思います。ただ、前者を見分けるには「悪魔に取り憑かれた」状態が何らかの形で「定義」されないと難しそうです。しかし何しろ講座は「バチカン教皇庁公認レジーナ・アポストロールム大学」ということなので、ローマンカトリックの総本山の「定義」、あるいは考え方は示されるのでしょう。そういう意味では「講座」というのが非常に興味深い。
「受講料は180ユーロ(約2万4000円)」ということでちょっと高いですが内容によってはもしかしたらリーズナブルかもしれないし。問題は場所が近くでないことと、語学力ですね。イタリア語か英語、下手するとラテン語…何にしても難しいなあ、国内で言語は日本語とかでやらないかなあ。